かつてないほどに、カエルが礼賛される時代が到来したと思う。
ふだんは、もそもそしているけれども、跳ぶ時には、もそもそから、一転して、びひょおおおおおおおおおおん、とジャンプする、突拍子のなさで世間の度肝を抜く、カエル。手足がながいせいか、鳥獣戯画の昔から、なにかと擬人化されることが多いカエル。そんなカエルを顕彰し、奉賛する、催しを行おう。それが、仮称・カエル展の構想だ。