かえる展デジカメNEWS5月5日号


かえる展の会場の扉に、絵を描いて貰いました。完成直後の記念撮影です。実は、福岡かえる展の会場は、僕たちの会期終了後、福岡市内の劇団が、6月8日から演劇することになっています。彼らの事前宣伝で、扉に宣伝を描きたい、という希望を聞いたので、この際、『かえる展の宣伝と演劇の宣伝をいっしょにしましょー』という話が成立。劇団専属の絵師・財津典子さまの筆で、素敵なカエル絵が出現したのです。

午後1時15分に作業開始。天候は晴れ。通行人も多く、絶好のパフォーマンスになりそうだ。テーピングしながら緻密にペンキを塗って行く、劇団のペインティング作業。両方に向かう→は、劇団のシンボルマークということです。

対してこちらは『でかいカエルを真ん中に、周囲に小さなカエルをちりばめてください』というアバウトな注文に答えて筆をふるう財津典子さま

午後2時半。すでに1時間半が経過。たんねんに緑色で下絵を描いて行く。

中央のでかいカエルに黒で縁取り。カエル新聞のロゴを模写してもらった。画面がぐっとしまる。

2枚目の扉にも着色開始。午後3時過ぎ。通行人は、カエル絵に足を停める。財津さんのカエル絵描きを見ていると、カエルを楽しんでいるのが伝わってくる。カエル絵師の素質あるぞ(笑)

大家さんの飼い犬マックくんが登場。散歩をかねて、福岡市西部からやってきたため、はあはあはあはあ、と息が荒い。暑そうだ。

午後4時過ぎ。下絵が完成。立てかけてみると、周囲の様子が一変するほどのインパクトあり。通行人は必ず見る!左は、下絵の出現を喜ぶ、大家さんの緒方さん。右は財津典子・絵師

この後、文字を書き入れて完成!午後6時を過ぎていた。5時間近くかかって完成してくれました。ほんとうにありがとう。せめてものお礼に、サインを入れていただきました。

フリーハンドの福岡かえる展と、整然とレイアウトした劇団のペインティングが対照的で一目を引く。大名の町に新しい息吹が。。。現在の借り主の、氷屋のおっちゃんからは、テムジンのギョウザを差し入れてもらったし、大家さんはじめ、みんなが応援してくれているんだな、と実感する、楽しい一日でした。犬のマックもお疲れさん!

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